いつもありがとうございます。上神谷(かみかべや)です。
前回の記事(は、こちらからどうぞ)にも書きましたが
「チラシにかいて置いた方が良いことって?何なのでしょうか?」という質問には
1 キャッチコピー
2 連絡先(電話番号&メールアドレス)
3 ホームページアドレスまたは、ブログアドレス
4 ビフォー&アフター
5 こんなお悩みはありませんか?
6 お客様の感想
7 あなたの思い&あなたの顔写真
このくらいを載せておきましょう!というお話しをしていきます。
サロンの様々なサービスの値段はこの際、チラシに載せる優先順位としてはずっとあとでいいです。なぜかと言えば「ホームページやブログで御案内すればいいから」です。
チラシはあくまで「読んだ方をホームページやブログまで連れてきてくれる役目」をになってもらいます。
それと「これらのことを、それぞれどこに配置していくか?」も簡単な図でご説明していきますね。
目次
1.キャッチコピーって??
チラシの一番目立つ場所、一番あたまに書いておくのがキャッチコピーです。チラシをご覧になられた方の、印象に残るようなものがいいですね。
「激安!!」とか「ありがとうございます!!」など、あまり印象に残らないチラシも見ていると結構多いことに気がつきます。
少し話がヨコにそれますが「激安!!」などの(値段の安さ)を打ち出したチラシなどは、本当にやらない方がいいです。
開業したサロンの値段の設定が甘く「知り合いからのご紹介で集客を・・」などとしていたが為に、高い(と、いうかこっちの方が正常な値段)設定にすることが出来ずに、そのまま廃業・・になってしまうサロンも多いのです。
まずは友達から来てもらってそこから徐々に口コミで・・・
等という考えから集客を進めて行くと値段を高く設定ができないからです。
「本当はこれだけは欲しい」という設定をしないで、それより安くやってしまう・・・。
当店も、この事態は避けて通れない部分もありますが、地元で商売をさせていただいている都合上、知り合いや親戚などにはこうなりがちです。
こういう文句ではなくてキャッチコピーを・・というのは、具体的には?どういう言葉を選んだ方がいいの・・・?と言いますと、
ベネフィット
を載せた方がいいのです。
ではベネフィットとは何でしょうか・・・?となりませんか?
ベネフィットとは「お客さまがあなたのその商品やサービスを受けた・・その先に待っているお客様の利益」 のことです。
たとえば、マッサージサロンでしたら
「マッサージをした後に待っている、その方への良いこと」がベネフィットです。
マッサージをするこそそのものが利益ではなく、何のためにマッサージをするのか?がこの場合のベネフィットというもので、
「『骨盤が矯正できて長い間歩くのも全然平気!これで今まで気が引けてたみんなとの旅行なんかにも行ける!』なんていうことが実現します・・・」
こういう利用者の利益こそがベネフィットです。
チラシの頭で大きく打ち出して、読者に見ていただく部分はこういうところなのです。決して「激安!!」ではないのです。
でも、なかなか思いつかない・・と思った方はいませんか? それでしたら・・
こういうことは誰が言っていることなのか? というのを、思いだしてください・・・。
これを言っているのは お客様 のはずです。だから、お客様に聞いてみるのです。
例えば、
「マッサージしたあとの症状改善や、あと『前と違って、こんなことができるようになった』なんていうことはありませんか?」などと聞いてみるのです。
もちろん、唐突にお聞きするのは変かもしれませんから、宣伝に使いたいので・・と
前置きしてから聞いてみるのもいいでしょう。ぼくなら
「マッサージをしたあとの、○○様に対する反響の言葉やそういうご感想が、これからサロンにきてみようかな?と思っている方に響いて行きますので、もしそういうことが何かあったら、教えていただけませんか?」
と、こんな風に聞くでしょうね。
もし、それでも聞きづらければ「お客様に対するアンケート」で聞いてみるのもいいです。
ぼくは「おすまいの塗り替えの塗装店」をしていますが、塗り替えが終わったときに、アンケートをご記入していただくのですが、その項目の中の一つに「何でもかまいませんのでご感想をご記入ください」と言う項目を設けています。
当初、これは本当に何でも良いからかいていただいてかまいません、という趣旨の元、設けたわけですがここに、お客様がベネフィットを書いてくださる傾向が強いことがわかりました。 「お友達に誉められた」「新築にまた住んでいるようで夢のよう」・・・など、たくさんの方が書いてくださいました。
これが「お客様のホンネ」です。
本音で言ってくれている言葉が、おなじお客様になろうとしている方に響かないはずがありません。
だから当店のチラシの頭には「激安!」ではなく、
「家族が安心して帰ってこられる住まいをあなたに・・」という言葉です。
これもアンケートの中の「家族が安心して帰ってこられるなりました」という言葉を使いました。
このようにベネフィットを入れることで、見た方へお店の印象を残せるわけです。「激安!!」「超安値!!」はどのお店やサービスでも使っていますから、印象に残らないばかりか、逆に「大丈夫?」と疑われてしまいます。
そしてそのベネフィットをみつけるには「お客様へアンケート」が役に立つのです。だから、アンケートは書いていただけるのでしたら、ぜひ、集めておいた方が良いものです。
2.連絡先(電話番号&メールアドレス)
意外にもこちらを「小さく書いて」しまっているチラシや、もっと意外にも「書いていない」チラシもあります・・・。
今でこそ、問い合わせはメールで・・という方が多いと思います。電話ですといろいろと話が込み入ったりもするかも・・(例えば売り込まれる等)という思いからメールで軽く・・と言う方が多いのも当然ですね。
ですが、購買される年齢層の高い商品などはまだまだ電話でのお問い合わせも多い。当店の「お住まいの塗り替え」がそうです。年齢層は若くても50代から上は80代ですからまだまだ電話での問い合わせが多いですね。
問いあわせではなく「その商品が欲しい!」という連絡なのに、連絡先がないのは・・ということにならないように絶対に記載してくださいね。そして「大きく」です。メールアドレスを見る方はそんなにご高齢向けではないかもしれないですが、電話番号はご高齢の方でもみるものですので目立つように大きく書いておく必要があります。
そしてこれは大きい文字にしたいという理由で2番目に書きました。そして、用紙の一番下にしました。スペースをとって最初の方で書かないと、思ったほど大きくならない場合、すべてが書き直しになってしまうかも?と思ったからです。
3.屋号、ホームページアドレスまたは、ブログアドレス
こちらは先ほどのチラシを補足する・・というか、こちらを見ていただくための「チラシ」という役割でしたら、絶対に記載しておくことが大事です。インターネットをお使いになる方は、今はまず「どんなお店か?」とホームページや、ブログを見てから考えるものです。ですから、アドレスも載せておきます。
4.ビフォー&アフターの写真を載せておく
例えば当店のような外壁塗装のお店でしたら「施工前」と「施工後」の写真をのせておくのも効果があります。
マッサージサロンでしたら、身体の「曲がり具合」の「施術前」と「施術後」の差など、チラシをご覧になられた方が目で見て一目でわかるようなものがいいですね。
このためには必然的に「カラー印刷のチラシ」になる可能性が大きいでしょうね。白黒よりカラー印刷のほうが確かにコストがかかりますが、白黒ですとはっきり見えないことが多いから、ぜひカラー印刷の方がよろしいと思います。
位置的にはキャッチコピーの下に置きます。
5.こんなお悩みはありませんか?
ここでは文字通り、お客様のお悩みを代弁してあげているような書き方で書いておいた方がいいですね。例えば、ぼくのお住まいの塗り替えについてですと、外壁塗装の訪問販売の方からいろいろと言われていることが悩みになってきます。
「うちのカベ・・ヒビが入っているけれど大丈夫かな?」
「新築のころはあんなにキレイだったのに・・あのカビやコケはどうしたら??」
「こういうのって誰に頼めば良いの?よくわからない方には頼みたく無いし・・」
訪問販売の方に色々言われて、塗り替えの時期と言うことは重々承知はしている・・でも、やたらなところには頼めなくて・・・
お住まいの塗り替えをお考えになっている方には、こういうお悩みや、葛藤があります。これをチラシに書くことによって「これ、ウチもそうなんです!」と「共感していただいている」と思っていただくことが大事なんですね。
あなたのサロンで言えば「お値段が心配」となるかもしれません。もしお値段やその他のご心配事があれば、ホームページをご覧になると解決できますよ!と言う感じで、ホームページやブログのアドレスから見に来て頂けるようにしたほうがいいです。
位置的にはビフォーアフターの写真の下、全体的に真ん中くらいになるといいです。
6.お客様の感想
これは実際にあなたのお店の商品やサービスをうけた方のご感想を載せていきます。載せられるものが多ければ多いほどいいですが、チラシですのでさすがに載せられる件数には限界があります。もし、そうなった場合は 自分のお店のホームページやブログがあれば、「もっとみたい方はこちらへ!」のような一文を付けた方がいいですね。
お客様のご感想をまだ集めていない・・・店主の方はぜひ、集めてくださいね。これは様々な形で集客において一役も二役も活躍してくれるものになります。
実はぼくも後から集めましたよ。まだまだ間に合いますからね・・!
新しいお客様に集まっていただくには、商品やサービスの提供側が良いと言うよりも「同じお客様」の方に言っていただいた方が、より響いていきます。お客様として見える目線や、味わえるメリットというものはお客様同士ですから共通しているのです。
そしてこのお客様の感想は「チラシのウラ」に載せました。出来るだけ多くの方の感想を載せたかった・・という理由と、チラシのウラもつかわないと勿体ないから・・です。よくウラが真っ白のチラシを見ますが、もったいない・・と思います。
7.あなたはどうしてサロンを開いたのですか?&あなたはどんな人? 顔写真はおすすめ!
それとチラシに「自分の思い」を書いておくのもいいです。
「この仕事をどうしてするようになった?」「どういう気持ちでお店作りをしているのか?」
など、ホームページに書いてあってそちらで読んでいただくように・・としていることを、このチラシの時点でお話ししてみたりするのもいいです。
共感して下さる方が、チラシをみて問いあわせをしてきたり、チラシをとっておいて下さって後々から連絡がきたり・・ということも起きます。 当店はチラシを取っておいてくれて何年か後にお客様になっていただいた例が少なくないです。
(でも、何回も配布して認知されたから取っておいてくださったので・・・1回位の配布ではなかなかむずかしいので・・ケイゾクです!)
それと顔写真を載せておくのは良いです。こちらの顔を覚えていていただくように・・ですので・・。
笑顔の写真・・・私が配布しました!の一言を添えておけば、大抵、人は人の笑顔には安心していただけます。
配置は6.7のそれぞれの文章量によってバランスをとって載せるといいです。
それと「チラシの向き」ですが、写真からもおわかりかと思いますが「縦向き」です。横向きですと読んでいただく方はずっとヨコに視線を移動させなければならず、読みづらいのでは?と思ったのと、こちらの書きたいこともヨコ幅があるスペースに書く場合、記入できるスペースが狭くなるからです。
みられやすい!チラシとは・・?
それと目立たせる方法として(手書き)があります。手書きの方が、書いた人の味がでますよね。
かわいいものからチョット汚い字の物・・・
他に配られる「きれいな」無数のチラシの中で、「おっ!?」と目立たせるには、絶対に手書きの方が印象に残ります。ぼくも以前の横向きのチラシは「パソコンで」作ったチラシでしたが、今、配布している新しいチラシは完全に手書きのものです。
2枚を同時期に配布したお家の方に聞いてみたところ、手書きの方が印象に残っていた・・・パソコンで作った方はあまり印象になかったみたいでした。
手書きチラシ、少々できがわるくても大丈夫です!むしろ、そちらの方が読んだ方の印象に残るチラシになりますよ!
デザインはこのようになりますね・・!
まとめますと・・・オモテはこんな配置になります。
ウラはこんな感じですね・・・。
なんとなくイメージは沸いたのではないでしょうか?
でも、作るにあたり「今ひとつ不安が・・・」と言う方がいらっしゃったら・・。
もし、よろしければ、
「ぼくが作って実際に配布しているチラシ」をご覧になってみませんか?
プレゼントの詳細はこちらからどうぞ!もうひとつ素敵なのご用意してます・・・!
こちらの記事を読まれた方には、これらの記事もお読み頂いてます。
個人サロンのチラシのポスティングって違法じゃないか心配で・・安心して配布できる心得2つ
自宅でサロンをされている方がチラシで集客をするときのポイントとは?
自宅でサロンに集客のできるチラシの作り方は値段を載せないことだった!
*しゃべらなくても売れていく営業術講座*
↓こちらから、無料でお伝えしております。このサイトを運営している、上神谷(かみかべや)です・・・
→ プロフィールはこちらからどうぞ
*個別のオートクチュールお悩み相談*
1時間8000円で承っております。詳しくはこちらからご覧ください
コメントを残す