アバッキオの死・・・その時の先輩警官の名言こそすべての人に送りたい!その言葉とは?

いつもお読み頂いてありがとうございます。

「売り込まないであなたのお店を7ヶ月待ちにする仮面ライダー好きコンサルタント」の
上神谷(カミカベヤ)裕治 です。

実は長女の高校受験が終わりまして・・無事に合格をいただいて家族一同、ホッとしています。

そして彼女は今、入学までの「消化試合」を満喫していますね・・。長女は「ジョジョの奇妙な冒険」というアニメのファンでして・・実は私も大ファンで・・。仮面ライダーだけではないんです!昨年は二人でこのアニメの原画展を見に行きました。受験の長女のいい息抜きになれば・・・という思いと、それを口実に・・という気持ちとで・・です。

長女も私もハマる!第5部 アニメを見ています・・。

1986年にスタートした第1部から、現在雑誌に連載中の第8部まであるのですが、
私が好きなのは第5部 です。そして長女もこの第5部が好きとのことです。今はテレビでアニメ作品として放送しています。受験が終わる前はなんか私も長女も遠慮がちに見ていましたが、終わってからは”大手を振って”見ています・・・。

多くの方が好きなこの第5部ですが、全体的に「すべての部の中で一番ハードな
作品」だと思っています。主人公チームと敵チームとの対戦はすべてと言っていい
ほど激戦ですし、敵は当然のことながら主人公チームの仲間も、死んでいってしまいます。

第5部の主人公のジョルノ(ジョジョ)は、自分が所属するギャング集団が麻薬を扱い、人々を苦しめている・・ということを知り、自分が組織を乗っ取ってボスに取って代わろうとします。そしてその夢を叶えるために、チームのみんなと協力してボスからの刺客を次々と倒していくのですが・・・

私がとても印象に残っているのが、主人公チームの仲間の一人である「アバッキオの死」です。

彼は最初は正義を志し、警官となります。しかし、当時のイタリアは政治腐敗、汚職が横行・・自分がいくら犯人を捕まえても、金さえ積めば出てきてしまう・・。
そんな世の中に嫌気がさし、自分が汚職、賄賂に手を染めていきます。ある日強盗を捕まえようとした彼でしたが、犯人は彼が以前に金で見逃した男でした。

「オレを捕まえるとあんたの罪も明るみに・・」と言われてひるんでしまうスキに
相手が銃でアバッキオを撃とうとしますが、一緒にいた先輩の警官が身代わりとなり、撃たれて死んでしまうのです。 アバッキオの警官としての、もっというと人間としての人生はそこで終わりになります。あとはギャングになりさがり人生を転落していくのでした・・・

ボスを倒すヒントを掴むべく、正体不明のボスの過去を洗い出そうとするアバッキオたち。

彼には「時間を巻き戻してその当時の人物の顔や姿になれる」という特殊な能力があります。この能力はボスもかなり用心していて、もしこの能力によって自分の過去を暴かれることがあれば、弱点に近づかれてしまう・・今まで隠してきたその正体と能力が明るみになることは絶対に避けなければならない・・・。それには彼の「時間をさかのぼれる能力を叩いておかなければ・・」とチャンスを伺っていました。そしてアバッキオは隙をつかれてボスに倒されてしまいます・・・。

これぞ「神回」!何かに向かっているすべての人に送る同僚警官の言葉とは?

その忌の際にアバッキオが見た情景・・・

彼が食事をしているとテーブルの下で警官が割れたたくさんのガラスの破片の中から、犯人の指紋を探そうとしています。犯人が殴って粉々になったガラス瓶をこの中からさがそうとしているのです。

「そんなに苦労して犯人を見つけて捕まえたとして・・金を積んでまたでてきてしまったら、割に合わないんじゃないか?」

アバッキオはその警官に尋ねます。そうやってどんどん腐って行ってしまったアバッキオ・・。すると警官は言うのです。

「そうだな…わたしは“結果”だけを求めてはいない。 “結果”だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな…違うかい?」

その警官のまっすぐな目をみてアバッキオは「オレにもそんな時があった・・でも
中途半端で終わってしまった・・なんでもそうだ・・オレなんてくだらない人間なんだ・・」と自分を蔑みます。でも、その警官は言うのです。

「そんな事はない、アバッキオ・・おまえは立派にやっているじゃないか!警官になった頃のその思いは、蘇ってきているじゃないか!」

「オレが?そうなのか?でも・・なんでアンタ、オレの名を?そうだ・・!仲間・・
仲間のところへ帰らないと・・」とバスに乗ろうとする彼にその警官は言います。

「アバッキオ、おまえはアレに乗ってここに来たんだ・・忘れたのか?おまえは
仲間のところへはもう帰れないんだ・・おまえは本当に立派にやったよ・・最後まで本当によくやった・・この私が誇りに思うくらいにね・・」

その警官はアバッキオが賄賂を受けとった犯人に撃たれて殉職した先輩警察官でした・・。そしてアバッキオは本当にやりました。ボスの当時の容姿を時間をさかのぼって正体を探り当てていたのです。そしてボスのその顔をデスマスクに残した・・。命と引き替えに大仕事を成し遂げたアバッキオ・・。これがなければその後の戦いはもっと困難になっていったことでしょう・・。

人は「結果だけを求めたがり」がちですよね。私もそうです。今でもそういう傾向はあります。

でも本当に「結果だけを求めようとすると『なんか近道はないか?』と探して
しまう」んですよね。そして真実を見失ってしまう・・。

私は16年前、お住まいの塗り替えの仕事をするようになり、営業をするようになりました。その当時は近道ばかり探していました。ネットで「すぐに契約になる方法」をみつけようとしたり、本を買ってどうやったら人を説得することができるのか?という方法を探してみたり・・・。

近道をしようとすると真実にはたどりつかない・・・本当にそうでした。

それでもこの仕事でやっていく・・ご契約をたくさんいただけるような営業をしていきたい・・いろいろな道を通りましたが、その希望(結果)に向かう意思だけは持ち続けました。

そして「いつかはたどり着く・・向かっているのだから」ということもよくわかります。意思は捨てずに歩き続けていました。そうしたら「お客様との真実」にたどりつきました。

そしてこれもやりがちですが「自分を卑下してしまう」ということ。アバッキオも
「自分なんてなんでも中途半端で終わってしまうくだらない人間」と蔑んでいました。

彼の特殊な能力・・・物語の中では「スタンド」と呼ばれています。その能力が発動する人間は限られていて、その人間の「精神」を反映する能力になるのです。登場人物それぞれが自分の個性にあったスタンドを持っています。

アバッキオは「過去にとらわれている人生」であり、考え方などもそれを反映している節があります。

だから彼の能力は「過去を巻き戻せる能力」。まるで「もう一度巻き戻してやり直せたら・・」ということから発現した能力にも感じます・・。

トラウマで、後悔でいっぱいのアバッキオ・・「自分なんて、なにやってもダメで・・」とさげすんでばかりなのですが・・。

でも、どんな人間にも「そんなことはない!」と言ってあげられる「何か」があるものです。

アバッキオも仲間との戦いの中で、いつの間にか忘れていたあの「正義にあこがれて警察官になったばかりのまっすぐな心」を取り戻していた・・ギャングという「悪」になったが故にそれをとり戻せたわけです。

この「アバッキオの死」は悲しい物語ではあるけれど、リアルタイムの当時は身に染みる立場でもなかったし、年齢でもなかったです。でもこれはこういう立場になって読み返してみると本当に胸に染みます・・・。

「もう、おまえは戻ることはできないんだ・・・」という言葉にとても悲しさを感じますが、しかし同時に「希望と勇気」ももらえる素晴らしいメッセージのこもった、今風に言えば、私の「神回」です。この回をテレビのアニメで早く見てみたいと思っています・・。きっと・・

私自身エライことになってしまうかも・・・?です。

 

ちなみに、これもさらなるネタバレになりますが・・宿敵のボスの能力は

「そのことが起きる過程を消し飛ばせる能力」です。その能力に掛かると、いうなれば「結果しか残らない」のです。このメッセージとはまるで逆のことです。

結果がすべて・・途中の過程はどうでもいい・・ボスだけはその消し飛ばした時間の中を動けるので、相手がどう動くか?などを予測されてしまうのです。だからカンタンにやられてしまう。ボスの術中にはまった仲間は次々と「自分の死」という結果しかみることができない。自分はどうやってやられたのか?という過程は時間と共に消し飛ばされてしまうのですから・・。

そして最終的に主人公ジョジョが手に入れる力は・・「結果しか残らない」ボスの
能力を真っ向から否定する形の能力・・・それは 「その結果も残さない能力」・・・。

ボスの攻撃・・受けてしまうジョルノ…ボスの目には攻撃が当たっているように見えているのですが、当たったという「結果」にたどり着かない・・。

だから、ボスは「初めから何もしていない」ということにされてしまう・・。

何度やっても、どんな攻撃も同じ・・・「最初から何もしていない」ことにされてしまいます。

そして、最後は「自分はやられて死んでしまった」という結果にもたどり着けないようにされてしまうボス。

彼は「死」という結果にさえもたどりつけない・・つまり、永遠に死につづけることにされてしまいます。

もっというと、攻撃をした時の「相手へのダメージ」という「真実」に、また自分が攻撃されて倒されたときの「死」という「真実」にたどり着かない・・・

「結果」だけを追い求めてきたボスは「真実にたどり着くことはない」という最後を迎えるのです。

もしも「近道したい・・」「やる気も失せてきた・・」ら・・?

お住いの塗り替えの営業をするようになって・・・改めてこの物語を読み返して

「ああ!本当にこれ、そう!」って感じるところがいっぱいあって・・。そしてコンサルタントいう仕事をそれに重ねてみてみると、とても勇気と力をくれるメッセージになってくるのです。

結果は確かに大事です。その結果のためにみんな一生懸命にやっているのですから・・。

ですが「その結果に向かおうとする意志」があるかないかで、結果にたどりつくつかないが分かれてきます。そもそも「その向かおうとする意志」がなければ「結果」にはたどり着かないんです。向かっていないんですから・・。

 

近道したくなります・・・結果が見えないから・・・そしてやる気も失せて行ってしまいそうになります・・・。やる気も失せれば向かおうとする意志も削がれてしまう・・。

そんなときに一人でいるより、パートナーや、仲間や・・・誰かのサポートがあって一緒に歩いて行けたら「真実に向かう意志」を持ち続けていけるんです。

私のようにお店をやっていて・・集客のことで、またはそのほかのことでも悩んでいて・・そういう個人の店主さんともしご縁があったら・・と思いながらこの記事を書いています。それがもしもあなただったら・・・あなたのお役に立てれば、また何かのヒントに、または前向きに取り組んでみよう、もっと頑張ってみよう・・そんな風におもっていただけるキッカケにこの記事がなってくれれば、とてもとてもうれしいです。

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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