外壁塗装の飛び込み営業で辛い目ばかりにあっていたぼくが、不安な中で書き始めた「お住まいの塗装の情報誌 ニュースレター おまかせください!!」・・・
今ではこれがないと、ご契約までたどりつけない・・・そこまで重要な「大切な方へのお手紙」となりました。
毎月1回、お住まいの塗り替えについてのお得なこと、気を付ける事項、現場の作業者としての経験などなど・・・外壁塗装について、ご提供出来る情報をご提供していこう・・・そんな思いからはじめました。
とにかく、この外壁塗装というものは「10年に1回のイベント」ですから、前にやったことのある方でさえ、その時のことがうろ覚えになったり、ましてやはじめての方にはとにかく、何からはじめよう?・・という状態の方が多いのです。
ですから、できるだけわかりやすく を念頭に 毎月1号づつ作っています。今では市内で350通くらい読んでいただいています。ありがたいです!当然ですがOBのお客様にもお渡ししています。
そしてこのニュースレターの書き方なのですが、基本的には書き方は自由です。
自由ですが、注意することがあります。それが「売れるニュースレターにする3つのコツ」
です。
たった3つの注意点で「売れるニュースレターに大変身!」その3つの書き方とは・・?
ニュースレターを書く際に注意していただことが3つあります。その一つ目・・・
「売り込まない」
です。そもそもニュースレターは「情報誌」という位置づけです。ぼくのような外壁塗装を提供する業者なら、「後悔しない外壁塗装とは?」や、「お値段だけでなく、お見積もりはこんなところをみてくださいね!」とか、「外壁塗装をやるとこんなにうれしくなるんです!」ということで、お済みになった方のお声とか・・・・そんな情報をお送りしています。
これが町のパンやさんなら「焼きたてパンのおいしいさを次の日も味わう方法」とか、「上手なパンの保存の仕方」とかになると思います。
これを「○○坪の家 一式○○円!」などと書いてしまうと、それは「チラシ」になってしまいます。また「お見積もり無料受付中!」等と書いても同じです。
チラシと判断された場合、それはあっという間に読まれなくなります。お客様の本音は
「売り込みにやってくる煩わしい営業マンに会わずして、有益な情報を手に入れたい」ということなのです。
インターネットで調べるのもそういうことですよね。
読み続けていただくには売り込んではいけないのです。「煩わしい営業マン」にならないように送っているニュースレターそのものを「煩わしい営業マン」にしてしまってはいけません。
二つ目は・・・「自分のことを書く」
商品を売り込んではいけないと言いましたが、あなた自身のことは「売り込んだ方が良い」です。
売り込むと言っても
「これを書いているあなたはどんな考えでこの仕事をしているのか?」とか、
「こんなお客様にあって、とてもうれしかった・・」とか、
あなたの家族のことや、その家族とのおもしろかったやりとり、旅行に行った事などなど・・・。
今のうちのニュースレターはこういう話題、結構書いていまして、これを一生懸命読んでいただいてます。もちろん、皆さんがみなさん、そうではないはずですが
「いつも楽しみにしてます!」と町で声をかけられるようになります。飛び込み営業では本当に嫌われていたのに・・・そのときのことを思うと、こうやってお声をかけていただくことが本当に幸せになります。あのつらさがあったから、これが身に染みて解るのです。
それは「自分という人間を解っていただいたから」。
飛び込み営業ではまず解ってはいただけませんよね。話そうにも留守ですし、居たとしても「どうせ売り込まれるだけ」と耳も貸していただけないでしょう・・・。
少しづつニュースレターによって、あなたを読者さまに浸透させていけばいいのです。物を売ったり買ったりという行為は、値段の高さ安さよりも、どこであなたの商品を買っていただけるかの決め手は、やはり最後の最後は「人」なんです。
だから「あなたという人」をわかっていただけるように、ニュースレターにそれを託して、あなたの代わりに読者様の元へいってもらえばいいんです。
あなたが飛び込み営業に行かれたときに、こられた側の方の、嫌そうな声や、怪訝な顔・・・居留守って解っているのにでてきていただけない悲しい空気・・・ああいうのを感じることがなくなるのもニュースレターの良いところなのです。直接あなたは行かないわけですから・・。
三つ目は・・・「分かりやすく書く」
専門用語を並べられても、読者様にはすべてが初めてのことでしょうから、まるでわかりません。そういう読み物も敬遠されがちになっていきます。
情報誌とはいえ、あまりに専門的な事ばかり書いても、お客様は興味を示してくれなくなりますので、そこのところのさじ加減は気を付けないといけません。
文字も大きく行間もある程度は確保した方が良いです。当店のニュースレターなどはお客様の層が「50~80代」という高齢の方ですので、そのようにしています。それ以下の層の方でも、あまりに細かい文字がびっしりと・・では読む気も失せるはずです。「生命保険の約款」ってそうではないですか?
あれ、誰が読む気がします??
「ウレタン樹脂が、シリコン樹脂がどうの・・・」という小難しいことよりも、
「先日家族でこんなところに行ってきました」という話題の方がおもしろく気軽に読んでいただけるのです。
以上、売れるニュースレターにする書き方3つの注意点でした。
意外に簡単なのではないでしょうか?
それと自分をさらけ出すのが苦手・・・という方もいると思います。でも、あなたがお客様に選ばれるのを望むなら、ここはちょっとがんばって乗り切ってください。あなたから買う理由を読者様は考えているのです。見つけたいのです。
あなたが読者様のことを思って書いているということが、読者さまに伝われば、きっとあなたが望む反応が、読者さまから帰ってくるはずです。
それと・・あと大事なことは「継続すること」です。
継続することのメリットを次回書いて行きます。
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