売り込まれるのはやっぱりイヤ・・・でも、売りこまれてもいいと思える人はこんな人!

いつもお読みいただいてありがとうございます。

「売り込まないであなたのお店を7ヶ月待ちにする仮面ライダー好き営業コンサルタント」の
上神谷(カミカベヤ)裕治 です。

今回は「売り込まれるコトってやっぱりイヤ!」ということについて書いていこうと思います。

 

どうしてこの記事を・・と言いますと先日ですがある会社から売り込みの電話がありました。

HPのSEO対策のことでした。

「SEO対策」というのは検索エンジン(ヤフーやグーグル)で何かを調べるときに、検索窓に語句(キーワード)を入れるのですが、その入れた語句によって自分のHPがどこに載ってくるか・・?ということが重要になってくるんです。

これが最初の方、つまり検索の順番で1位から10位までが見られることが多いとされていて、その順位までに入るようにする・・いままで30番目や40番目だった自分のHPの順位を10位までにしようとすることを

SEO対策と言います。

例えば私の塗装店のHPですが「外壁塗装 府中市」で検索すると4位とか5位とか6位とか・・に入ってくれています。

こうなることによって「目に止るチャンスが多くなる」ということに繋がるんですね。

でも、逆にいうともっと違う語句ではこんなに順位が上位にはいかないんです。今回のその会社の提案は「この語句(キーワード)を1000語分、こうやって上位に行くようにする」という提案でした。

ですが私がひっかかったのは「それを我が社独自のシステムで、そうなるようにする」という部分です・・・

まず怖い!

私は7年くらい前に300万円かけて、あるHP制作の会社に制作を依頼したことがあります。一度に300万ではないにしろ、5年間掛けて・・・でした。

ですが、この5年間に来た問い合わせは・・・たった1件。そしてその1件はご契約には至りませんでした。

300万円はムダに終わったのです。強いて言うなら「こういう経験ができた。世のこういった会社はあまり役には立たない」ということを教えて頂いた・・「授業料」といえるかもしれませんけど・・・。

こうやって失敗してきた人間ですので、その手のお話はすべてお断りしてきました。ちなみにこういうものの導入部分は必ずと言って良いほど「アポとりの電話」なんですね。

これが怖い! 「どんな顔かも、どんな人柄なのかも・・」何も分からない人がいろいろと言ってきます。話だけでも・・と・・・。

しかも、今回の場合「テレアポ専門」なのです。実際に売り込みにくる人ではないとのことでした。そういうテレアポ専門会社だそうです。その会社の子会社と言っていました。

この方、新人さんとのことでしたが正直、これでよく売れるな・・と思いました。電話をする相手は「塗装屋さん」です。商売をしているわけですから業績だってほしい!集客だってしたい!そういう方に掛けているわけですからそもそも興味はあるわけで、そうなると少しはアポもとれるのではないか・・?とは思います。

思いますが、やっぱりそうやすやすとはアポは取れないと思います。ましてこれが普通の「商売をしていない方」に何かを売る際に、テレアポというのは本当に売れるのか?と思います。墓石、不要品の引き取り、マンション、土地活用、畳替え・・・ざっと思い出しただけでもこんな感じですが、何件電話して一件のアポがとれるのか?と思います・・・。

知らない人に売り込まれるのって本当にイヤなんですね。私もイヤです。まず怖いです。知らない人だから・・・。

私が「売り込みはキライ。できない。していない」と言っているのはこれだからです。

初めてお会いする人に対してこういうことをしていると・・・

(いやなんだろうな・・と思うと自分の商品のことなんて言えない・・)

(だから急に自信がなくなってくる・・)

(この人、早く切り上げたいっておもっているんだろうな・・と思うと空しくなってくる)

思いかえせば、最後の理由が一番応えるし、気持ちが萎える原因でした・・。

 

でも「こんな人なら売り込まれてもいい・・」と思える人もいます。それは

「知っている人」です。

「知っている人」はなんだかんだ言ってやっぱり強い!

どんなものを、どういう考えや気持ちで売っているのか・・?それはどういう風に自分の役に立つのか?

ということが分かれば、購入はしていただけます。それを分かって頂くには「接触頻度を増やす」ことが大事です。コツコツ、少しずつ自分のことを伝えて行ってわかっていただいて、そして購入していただく・・。こうなったとき購入した方はあまり「売り込まれた」とは思いませんよね。

どちらかというと「おすすめしてもらった。得した!」という感じではないでしょうか?

あなたはお店を営んでいる・・集客に困っているとはいえ、少なからずお客様には直接ふれあえるとすれば、本当に大チャンス!まずはもっと自分のことを知ってもらえますし、そうなればいろいろな物を買っていただけるチャンスは広がります。テレアポのように顔が見えないわけではないですし・・。テレアポは話した人とは一度きりになることが多いですから、それに比べたら、初めてのご来店の人だって、今後お客様として来て頂ける関係を築くのは容易なんですね。

チラシをお渡ししたり、ニュースレターをお渡ししたり・・お店を出て家に帰ってからでもその方の印象にあなたを残すことはできますよね。コレだって「接触頻度を多くすること」になります。そして少しずつあなたはそのお客様にとって「知っている人」になっていくのです。そしてリピーターさんになっていく・・・。一回こっきりのテレアポとは大きな違いです。

あなたがお店をがんばっていらっしゃるのなら、それは「お客様と会える場所がある」ということ。初めてのご来店の方には、また来て頂けるようにお声かけだってできます。

「また、どうぞ!」って一声だっていいと思います。

あなたのお店に、お客様が何かのサービスを受けに来てくれている、商品を買いに来てくれている・・そのとき、別の何かを売り込む前に、接触頻度を多くして、そのお客様にとっての「知っている人」になりましょう。そうすれば売り込みをしなくても、いいものを薦めて頂いたと喜んで購入されますから・・。

我が社独自のシステムでして・・・・

私は今回のこのSEO対策のお話しはお受けするつもりはありません。この「我が社独自のシステム」というものでSEOの順位を上げていく・・ということでしたが、それでは早晩、行き詰まるのは目に見えています・・・。

それはどうしてか?ここに検索順位を駆け上がってくるHPを作る、ブログを作るための秘策が関係してくるのです・・・。

どうして「システム」だけではだめなのか?それは検索エンジンであるグーグルに関係してくる話なのです。

グーグルは将来、どういう方向にむかっていくのか?がそれを知るカギになります。

グーグルはこれからさらに「よりお客様に役に立つブログ、HPの順位を上に上げていく」という視点になっていきます。

「そのHPやブログがどれだけ、見る側の役に立っているか」が順位の上昇要因になってくるのです。

例えば「ある記事の見られている時間の長さであったり、あるいはそのブログそのものにどれだけとどまって見てくれているかであったり・・」です。滞在時間が長いと言うことはそれだけ、熱心に見て頂いてるということになります。そういったところも順位の上昇の大事な要因になってくるのです。

逆に一生懸命に見て頂いていない・・ということは、すぐに他のサイトやHPに行ってしまったりします。つまり「このサイトには役に立つ記事などはない」と判断されるから違うところにいくわけですね。検索していてあなたもそうではないですか?「ここ、違う!」となれば、また別のサイトに行きますよね、あなたが探している情報を求めて・・私もそうです。

こうなるとそのサイトの滞在時間というのは少なくなります。そしてそういったサイトは検索順位が下になってきます。

要は「記事の内容やサイトの見せ方」というところが重要なのです。

今回、売り込みに来た「我が社独自のシステム」というのが、何なのかは詳しくはわかりません。テレアポの時、少し聞いたら「何かをつける・・」というようなことを言っていました。

もし、何か「小手先の手法だったら・・」

そういった「小手先の上位表示の手段」というのはグーグルによって淘汰されてきた歴史があります。ペナルティーを受け、その手段が有効だったときの検索順位に比べると、ペナルティー後は遙か彼方の下位に下がっていったサイトがたくさんありました。

その小手先の業者に頼んでいた時期もあった当店です・・先ほどとは別の会社ですが、この手法がペナルティーを受けると聞いて、その会社とも取引を辞めました。

〇〇+◆◆ という2語で構成されるキーワード(検索語句)や〇〇+◆◆+△△という3語で構成されるキーワード・・こういった語句を1,000個(1,000組)すべて順位にすれば「10位以内」にすると言われたのですが・・借りに小手先でもなんでも上に上がったとしても、あまり見られることがなければ、問い合わせにも繋がらないでしょうし、見られなければ順位が下がってくるではないでしょうか?

その会社の理屈は「まずは順位を上に上げましょう。中身はそれからでも遅くはありません。」・・・それでいて「受注がとれるとれない」「契約につながるつながらない」という部分に責任はありません!と言います。確かにそうだとは思いますが、それでは「順位を上げただけで結果何も残らない」ということになりかねません。

やはり「そこにどんな、何の情報があるのか?それがお客様が検索したキーワードの答えになっているのか?」が重要なのです。そうなって「役に立っているサイト」となっていきます。

やはり検索順位をあげるにはコツコツと記事更新という手立てが一番有効なのです。付け焼き刃というか、小手先のテクニックや装置?(みたいなものがあったとして・・)ではすぐにグーグルに見限られてしまうのです。

そしてHPやブログのその先には「ひと」がいますよね。私のようなサービス・・あと、サロンやマッサージなどの施術など・・ひとの手でコツコツ提供しているサービスなどは、それを受け取るお客様は「人」を見ます。どんな人なのか?どういう考えでそのサービスを提供してくれるのか?そしてそこに自分と共通な部分があったりしたら・・・

「私の知っている塗装屋さん」と「知らないけれど検索順位1位の塗装屋さん」のどちらを選ばれるかと言えば、知っている度合いが強ければ強いほど前者なのです。

まとめます・・

・物やサービスを提供するときはコツコツ、チラシやニュースレター、ブログなどを使って接触頻度を多くして行く。来店時の一声でもいい。そうして少しずつ「知っている〇〇屋さん」になっていけば売り込みや押し売りのような形でなくても売れる

・HPやブログなどのサイトの検索順位を上昇させるには「小手先のテクニック」などではグーグルなどからペナルティーを受ける可能性が高い。だからいずれ順位はさがっていく。「そのサイトがそれだけ見られているかから総じて、どれだけ検索した人のお役に立てているか」がグーグルの目指すところだから、サイトの中身や見せ方(いかにたくさん見て頂けるような工夫がされているか)が重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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