上神谷です。今我が家には、高校進学を控えている長女がいます。毎日遅くまでべんきょうしていますし、塾にもかよっています。帰りは夜の10時とか・・そのたびに車を出し、迎えに行っています。私にはそのくらいしかやってあげられませんからね・・・。
何のために生きているかわからない・・・
ある日の夜、娘がこんなこと言いながら泣いていました。友人と受験について話していたら、無性に成功するのか?が心配になってしまったみたいです。成績はずば抜けて上がっているわけでもないのですが、ずばぬけて下がっているわけもない・・・私にしてみれば「何がそんなに心配なの?」と言う印象でした。
でも、その時の彼女にしてみたら、無性に「これでいいのか?」という気持ちに落ちてしまったんだと思います。当事者の彼女にしか理解しがたい気持ちですね・・。でも分かる気もします。
私も今でも心配になります。
「このまま、塗装屋さんは受注を受け続けられるのか?」
「コンサルタントとして、きちんとこれからもお客様に寄り添ってあげられるのか?」
自分のやっていることが不安でこれでいいのか?ということは誰にもあることです。そしてそんな思いって突然降ってきます。
こんなときってどうしたらいいと思いますか?
そんなときは「今まで自分のしてきたことを振り返る」ということをすると気持ちがラクになります。
私でしたらお客様の声を改めて読んでみたり、お客様と実際にお話をしたりします。そうすると落ちていた自分の気持ちがまた奮い立ってきます。
「ああ、このお客様にはこういうことをいわれたなあ・・」
実際にお話しすれば、明るくお話ししてくださったり・・そんなことを味わうと「ああ、やってきたことは間違いなかったんだな・・」と改めて自信になります。
娘にも「塾での成績をもう一度みたり、先生がそこに書いてくれたことをもう一度見てみない?そんな逼迫した状況じゃないはずだよ・・・」と言いました。
何のために勉強をするのか・・・?
「『勉強をするのに何の意味があるのか?』って、したくないから聞いているんじゃないよね?」
これを聞かれたときに私が娘に聞き返したことです。
思うように進まない・・・うまくいかない・・だからそういうときはこう言いたくなるんです。わかります。
「将来、あなたが困らないようにするため・・・とあと、学んでいる知識云々も、これから生きていく上でどこかで役に立つかもしれないけれど、なんていうか・・こういう経験そのものが大事なような気がするよ。」
生きていれば絶対にどこかの時点で「逃げてはいけない時」というのがあると思います。いやなことから逃げる・・・これは「効率良く」というコトとは違います。逃げ回ってそういうことは一切やってこなくてもうまくやってきた・・という方は、言い方が悪いかも知れませんがロクな結果になっていません。
商売にしても面倒なこと、泥臭いことから逃げていてはそのあと花を咲かせることはできないのです。私で言えば「種まき」ですね。「ポスティング」や「ニュースレター配布」などは面倒なコトと言えば面倒です。だから「他の業者がやっていない」んです。だから「一見の飛び込み営業」と「同じ一見なのに前から知っているような気がする」と言っていただける「差」となるのです。
生きてきて「一番最初にやってくる勝負しないとイケナイ時」というのが高校受験だと思います。今の時代、幼稚園、小学校、中学校・・と高校より早いタイミングで受験をされる子供もいます。でも、早いか遅いかの差であってどこかで逃げてはいけない時がやってきます。
この高校受験で「克服すること 乗り越えていくこと」を学んでほしい。知識そのものもそうだし、テストに対するペース配分などの要領など、ココでなくては経験できないことがたくさんある。因数分解は数学者にでもならなければ使わないかも知れないけれど、乗り越えてくことそのものの知恵や経験はどこかできっと役に立つ・・・よ!って言いました。
何のために生きるの・・・?
これもこのとき娘に投げかけられた質問でした。
「きっと・・・自分のため・・・でもあるけれど、自分以外の誰かのためだよ、それって・・」
とても難しいテーマをいきなり突きつけられて正直とまどいましたが、やっとこんな回答が・・。
「あなたが生きていなくて困る人は、けっこう居るんだよ。ウチら家族がそうでしょ。ひとりで生きて行っていないのだから・・人間ってどこかのだれかと絶対に関わり合って生きている。あなたがいなくなって困る人は、あなたが思うよりたくさんいるよ」って・・・。
高校受験が辛くての泣き言かもしれないけれど・・・はじめて経験する「かつてない大変さ」にそんなことを思うのもしかたないことかもしれません・・。
娘の生きる道・・・
彼女はアニメが好きです。声優などにもとても詳しい。ジャンルがジャンルですから妻などは、いわゆる「オタク」というどちらかというと「ネガティブ」な目で見がちです。でも、何でもオタクということは「そのジャンルについては、普通の人よりは全然詳しい」ということ。そういうことが一つでもあるって、スゴく強みだと思っています。それは私の先生である未来型トレンドマーケティグの竹川先生の教えでもあります。
彼女はそういう仕事をしたいという目標を作りました。偉いです。私は同じ年齢のころは「高校にいくのは当たり前。みんなが行くし自分がいけないと恥ずかしい」というくらいの気持ちしか持ち合わせていなかったと思います。
うまくいくかはやってみないとわかりません。だからその道でもし挫折するようなことになってもそれはそれでかまわない!と言いました。まずはやるだけやってみようよ!と・・。
私がそうだったんです。テレビ番組の制作に携わりたくて、そういう専門学校に入って、業界では有名な会社に入りましたが半年で退職・・・いまではぜんぜん違う仕事をして、しかも自営という形をとっています。
私が娘くらいの年齢のときは、将来のことなどぼんやりとも、考えていませんでした。生きて行くにはお金が必要で、そのためには働いてお給料をいただく。どこかでは働けるんだろうな・・くらいで思っているだけでした。
ですが、普通にやっていれば普通に会社に行けて・・と言う時代ではなくなっています。娘が成人になる頃はさらにそれに拍車がかかり、そっちが当たり前になっていることでしょう。
本当の意味での「自分で考え、自分で生きていく」ということになるんですね。そういう力が必要になる時代なんです。だからどんなことでも「人より知っている」なんてことがあれば本当に強みになっていきます。
そして失敗だって成功だって誰よりもしていれば、それは「他の人には絶対にできない、オリジナルの強み」になります。そしてその強みに共感して下さる方が、あなたの味方になってくれる存在になります。
娘がいまの目標にもし挫折しても、その培った力や経験や知識は他への何かの役に立つかもしれません。私の仕事をサイト作りや、チラシ作り等の面からサポートしてもらえるかもしれない・・なんていうことも考えていたりします。
挫折しようと、しまいと何か書いてもらおうとは思っていますが笑。
このとき、娘はうれしいことを言ってくれました。
「変ってんだよね!オレって・・普通さ、普通に勤めていたところをやめて、自営業なんてやらないって!しかも義理の父親と一緒の仕事なんて・・みんないうよ、『オレだったら出来ない』って・・オレ、人と変っているところあるからさ・・なんとなくみんなと一緒じゃ、なんかイヤっていうか・・・そういうところ、自分であると思ってんだ・・・」
だから「みんなと一緒でなくてもいい」って言いたかったんですね。「みんなと一緒」でなくてもきちんと成功している方たちを、未来型マーケティングセミナーを通してたくさん出会ってきてるから・・ということも伝えました。
そうしたら娘は「学校のまわりの人たちの親は会社で働いている・・でもおとうさんは自分でやっているわけで。やっぱり、自分でって大変だよ・・だからそれはすごいって思っている・・」のようなことを・・・。
泣きそうになりました・・。というか、少し泣きました・・・。
「なんか・・・わかってくれているんだな・・そういうの・・」って。
普段そんなこと話さないわけですよ。ジョジョのことは話してもそういうことって話題にでてこない。でもこれから彼女が大人になっていくにつれて、こういう会話も話していくようになるんでしょう・・。
頑張って欲しいですね・・あなたの道をすすんで欲しいです。その前に高校受験を成功させてほしい。目標をきちんと達成して欲しい。もしそれがかなわなくても、やりきった上でのその結果ならそれで仕方ない。でもその経験はかならずどこかで生きてきます。
この話の直後に、未来型マーケティングセミナーの竹川先生から、ホリエモンのこの講演の動画を紹介していただき、それをみて、ウチの娘のこれから・・に重ね合うところがあるな・・と感じていました。
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