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「売り込まないであなたのお店を7ヶ月待ちにする仮面ライダー好き営業コンサルタント」の 上神谷(カミカベヤ)裕治 です。
今回はあることでの気づきを・・というお話・・
「初めてのことは不安だし、うまくいかないし、失敗もするし・・・だけどそれが大事なのです。」ということで書いて行きたいと思います。
初めてのことって、人生の中でどんな人にも、また何回もやってくることだと思います。
初めてのことってやるとなると不安です。うまくいかないです。だから失敗もします・・だけど、大切なのは
「そこから何を学ぶか?それをどう生かすか?」です。
こんなことがありました・・・。
初めて任された現場で・・
うちの職人だったKくん(仮称)がいよいよ、1件の現場を任されました。塗装職人としての彼のデビュー作となるお宅でのことでした・・。
塗り替えのときは塗料が飛散しないように、飛散防止シートを張ります。大方はそれで飛散は防げるのですが、その工事の時の立地はお客様の壁と目隠しの塀の距離が近くて、そのシートをしていても塗料が飛んでしまったのです。
目隠しの塀には少しですが、点々・・と塗料がついて・・。報告が来た私も現場に急行し様子をみますと、彼がその塗料をほとんど落とした後・・とのことでした。一応付けてしまったことを報告してくれたのです。
実は同じような箇所がもう一カ所あり、そこは飛散防止シートを「2枚重ね」で張った・・ということで、そちらの目隠しの塀には何も飛んでは居ませんでした。
以前の当店でしたら、シートも張ってある上に、この目隠しの塀をビニールで覆う「養生」という作業をします。親方(私の義父)の考え方、指示できっとそれをしていました。
ですが、この養生、とても時間がかかるわけです。あの大きさで2カ所でしたら・・1時間はかかるでしょう。
ですが、飛散防止シートを二重にすれば防げるということがわかった・・。それをするのに時間にしたら10分かかりません。
大切なのは「この失敗があったから、それに気がつけた」ということなのです。
彼に言ったのです。これは重要な気づきだと・・。いままで常識として普通に時間をかけてやっていたことが、実はもっとうまく短縮できる方法があった・・。片方が失敗、片方が成功・・ということで「ああ、こっちみたいにやればいいんだ!」がわかった・・。
もちろん、失敗は失敗です。塗料を付けてはいけないところにつけたわけですから。
でも、おかげでいい気づきになったというコトなのです。そしてこれは「彼一人になったからこそ」わかったことでもあります。そしてこういう「失敗をしたこと自体」が彼に「経験」と「度胸」をつけさせたのです。
だけど、大抵のことは阻止されようとします・・。
「失敗」からこそ「いい気づき」が生まれる・・でも、その失敗を恐れる余りにそのチャレンジをしない・・という人もいます。それと「チャレンジさせない」という人もいます。
本人がいくらその怖さを克服して「やる!」と決めても、周りがそれをさせないとしたら・・それはその周りの人間がいけない。仕事に当てはめて言えば「上司」が多いでしょうか・・そういうことを阻止しようとしてくるのは。
これでは本人がいつまで立っても挑戦できません。挑戦できないということは成長しない・・ということなのです。
自転車の練習・・子供に自転車の練習をさせるとき、本人は感覚がつかめないから倒れてしまいます。それを「まっすぐ走るにはこうやってバランスを取る」ということを「身体に覚え込ませるために」自転車の後ろを持ちながら一緒に走ったりしますよね・・。
あれはある程度の勢いとスピードがつけば、バランスが保てて乗れるようになるのですが、それまではやはりたくさん「転ぶ」のです。転んでも転んでも持ち続けて、離しつづけて・・・そうしてようやくバランスを保って乗れるようになるのです。早く乗れるようになるには「いかに早い段階で親が後ろを離せるか?」に掛かってきます。
転ばしてはかわいそう、怪我をさせては責任がとれない・・といつまでも持ったままでいれば、それだけ上達は遅くなります。いつまで立っても一人で乗れるようにはなりません。
だから「初めてのことへ挑戦」をさせるには「それを見守る周りの人間、上司の勇気や度量」も必要です。まわりもビビっていてはいけないのです。
当店の前親方・・私の義父に、私は塗装のことを教わりませんでした。基礎的なことは教えていただきましたが、実践的なことはほとんどその時に働いていた「職人」に教わりました。
彼は「ゆうちゃん(一応言っておきますが私が裕治なので・・)、まずやってみな!」という方でした。まず私にやらせるのです。たとえはじめてのことでも。
それでやってみると失敗したりもしますが、それでも良いと。後は出来た時は褒めてくれます。「失敗から何を学ぶか」「失敗は成功のもと」ということを教えてくれたのは彼でした。
方や親方は「いつまでも自転車の後ろをもって離さない」ような人です。その職人が私にどんどんさせてくれたようなことも、その職人が来る前までは私にはさせてくれませんでした。親方が60代と若かったせいもありますが、自分で動けてしまうので自分でやってしまうのです。私には差しさわりがないところを任せて・・。
自分が80代に近づいた頃ようやく、人に教える・・伝授していく・・・ということをしだすのです。さすがに限界を感じたのでしょう。
親方の本意はわかりませんが・・・私には「失敗させたらあとの自分が面倒になる」という風に考えていたような気がしてなりません。
もし本当にそうだとしたら・・上に立つものとして・・後進を育てるものとして、それではいけないと思います。失敗のあとの自分のことはさておいても、後進に痛い目を見させないと成長はしません。
いつまでも自転車の後ろをもって「転ばないようになるまで離さない」ではいつまでもひとりでは走ることはできません。はなさなければ乗っている本人が「バランスをどうとったらいいか、身体で覚えられないから」です。
義父はKくんの独り立ちも「もう5年早い」と言っていたそうです・・・。でも彼がやろう!と決めたときがそういうタイミング・・とも言っていたそうですが、それでも5年早いというそうです・・。
でもKくんは自分の意思で決めた・・私も賛成して応援した・・。何を根拠に?の5年なのかは不明ですが「やる!」と決めたらあとは「ヤルだけ」なのです。良かったのです、これで・・。おかげでひとつ「要領」を得たわけですから。
だから「これがここまでできるようになったら」とか、「これはここまでできるるようにならないといけない」とかは考えなくて良い。考えていたらあっという間に時間はなくなります。そしてそれがいつできるようになるのかは不明です。
飛び出してしまった方が絶対にそれが「できる」ようになります。
なかなか飛び出せない人に向けて・・・
こういう方法があるのだけれど・・やって失敗したら・・
これをやってみてうまくいかなかったらどうしよう・・
ニュースレターを書いてみたいけれど・・変なのができたらどうしよう
継続できるのか?・・できなかったらどうしよう・・・
営業を仕事にしている方・・あるいはお店を切盛りしている方・・何かうまくいってない、これではダメだからなんか考えてやってみたい、やらないと・・って思っていても、先ほどのような気持ちがわいて出てきて、行動がストップしてしまう・・。
そういう方はぜひ「走り出してみて」ください。「やっちゃってください!」
うまく行かなくたっていいんです。一発で自転車は乗れません。転ぶんです、誰だって・・。転ばない人も極々まれにいます。でもその人は特別なんです。そこは見なくても良い。うらやましがることはありません。
だから走り出してしまえばいいのです。あとは走りながら修正していけばいいだけのこと。止まってしまうようなことになるかもしれませんが、そのときは止まってしまえば良いのです。
一番いけないのは「うまくできるようになるまで走り出さない」ということ。
走り出してしまうからこそ、早くうまくできるようになるのです。
できるようになってから・・・でははっきりいって「できるようにはならない」のです。
それと周りにそういうことを阻む人がいる方へも一言・・・。私のような(2代目)の方などは、先代が「何か言ってこないかな?」とか「許してくれるかな?」とか・・・
心配になりますよね・・。
そんなときの基本的な考え方は「事後報告」です。あなたの考えを進めるだけ進めてしまって、あとから報告です。
その代わり、先代に頼ってはいけません。その結果と責任はあなたが請け負う。進めるだけ進めて失敗したからと言って、助けは借りない。
そんなコトをすれば先代から「ほら、やっぱりオレがいないとだめじゃないか」と思われたり、いわれたりするだけです。
それではずっとあなたの進みたい方向には進めません。
あなたはあなたの進むべき方向を目指して行けば良いのです。
では今回はここまでです・・また次回もよろしくお願いします。
※ 動画を撮影しました。「ニュースレターを書いていると、こんなに良いことがあるよ!その3つのポイントとは?」と題して、お話ししています。
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