個人でサロンを経営している方のチラシの効果的な配り方やコツとは?

個人でサロンを経営している方の、チラシの効果的な配り方をお話しします。

 

(チラシの作り方はこちらの記事にて書いてきましたよね・・・)

自宅サロンにチラシで集客をするときのポイントとは?デザインのコツは「キレイでないこと」って?

自宅でサロンに集客のできるチラシの作り方は値段を載せないことだった!

 

こうやって作ったチラシをどのように配布したらいいのか?せっかく作ったチラシですから、効果があるように、新規のお客様に出会えるように配布していきたいものですよね・・。

 

誰にでも配布すればいいという事ではない

誰にでも配布していいように思いますが、チラシを配布する場合はどこにでも配布して良い・・ということにはなりません。

ぼくは外壁塗装の塗り替えをしている塗装店ですが、自分もチラシを配布します。そのときにはどこの家でも配布しているわけではありません。

お客様像を決めて配布しています。

ぼくのお客様像は

①建ててから10から15年以上の戸建ての家

②小さいお子さんのいない家

③家の周りが片付いているきれいな家

④以前にどこかの業者で塗り替えている家

・・・などです。もちろんこの条件プラス「家の塗装が傷んでいる家」です。

各項目の逆に位置するお家には配布しません。例えば①の逆は「建ててから10年未満の戸建て家」 あるいは 「戸建てではなくマンション、アパートなど」・・・ということです。10年未満でしたら塗装は傷んでいないことが多いですし、マンションなどは塗装をする業者は決まっていますからね・・・。

 

記事を読んでいる方は個人でサロンを経営されている方ですから、これがそのままあてはまるわけではないでしょう。

何が言いたいかというと 「きちんとだれに渡すか決めて配布する」ということです。

お客様像を具体的にもって配布するということが重要ですね。

ぼくで言えば、当店のお客様は

「年齢はこのくらいで」

「生活スタイルはこうで」

「お子さんはいるのか、いないのか?」

「きれい好きかどうか?」

「家のメンテを頼める方の心当たりがあるかないか?」

などがだいたい決まってきます。ですから、家の外観からわかる「傷み具合」の他にも

上記の情報が外観からわかる場合には、それに照らし合わせてチラシを配布するお宅を決定しています。

 

サロンを開いているあなたがチラシを配布するとしたら「自分のお客様はどんな方が多いか?」と考えるといいです。

きっとお客様は女性でしょうから、どんな女性か・・・

年齢は?

お仕事は? そもそも働いているのか?

収入は?

ご結婚は?独身なのか?

お子さんは?・・・

などをご自身のお客様に照らしあわせて考えてみながら配布してみましょう。

 

もし、それがわからないときは・・まずは配布してみる!でもいいです。

配布するのはお店のご近所の方がいいですよね。理由はサロンの業務の合間での配布になると思いますし、ご近隣の人たちのほうがお店に来やすいからです。

 

そこでまずは配布してみる。

 

ぼくもそうですが、配布しているといろいろなことが見えてきます。外観からわかることは当然ですが、もし、そこにお住まいの方に配布のときに会うことが出来れば、

「ここの家の人はこういう人」

というのがわかります。そういう方がひとりふたりと増えていって、どんどん近隣の方の情報が増えていく・・・というわけです。情報が増えていけば「自分のお客様はこんな人」という像が出来てきます。

何事も継続が大事!

「継続は力なり!」ということを、お住まいの塗り替えの営業という仕事を通して感じることができまして・・・。

それは「お住まいの塗り替えの情報誌 ニュースレター」であり、「チラシ」でもそうです。

配布は一度や二度では効果は出てきません。なので、同じ地域に何度も継続して配布していくことになります。これをするから「配布しているご近所の様子がわかる」ということに繋がってくるのです。 そして逆に「こちらのことも覚えていただける」ということにも繋がってきます。

 

このご近所にチラシの配布の時、できたら・・というか、ぜひ、やっていただきたいことがあります。

それは配布する方への「お声かけ」です。

「ご近所でサロンを開いています。チラシ配布していますので、よかったら見てください!」

この一言だけ言えればOKです。 ちなみにインターフォンに向かって言う方がぼくは気がラクです。もちろん留守の時はだまってポスティングしてきます。

(これでもまだすこし直は緊張するんですよ笑)

直に出っくわす・・なんていうときもありますよね。そのときは笑顔で!さっきの一言だけ言って渡してくればいいのです。「近所のサロンです!これ、どうぞ!」だけでも良いと思います。

緊張するかも知れませんが・・最初だけです。

なぜ、声を掛けた方が良いかというとだまって配布していくより、声だけでも掛けていくと相手のその後の反応は違うのです。チラシにご自身の顔写真があるとなお良いです。

配布している人間とチラシに載っている人間が一致したら、余計に記憶に残りやすいからです。

インターフォン越しのお声がけだけだって、あとでチラシの顔写真をみたとき「ああ、さっき来たのはこの人なんだ・・」と思って頂ける。これが継続されていけば覚えていただけるのです。

ぼくも築12年、塗り替えにぼちぼち少しづつ動きだしている建売住宅数十棟という家々に継続してチラシ配布しています。

「チラシいつも見ていますよ!」

と言われるようになりました。言われるようになると何回も配布した甲斐があり、うれしいものです。確かにまだ「お客様」ではありませんが、こうやって言われるということはお客様に近づいてきているということになります。

 

チラシは確率的に言えば1000枚配布して1件の問い合わせで上出来という手法です。

ですので、あきらめず根気よく、継続することが大事になってきます。

自分で配布しないといけないのか?業者ではいけないのか?

顔を覚えて頂くという意味では「自分で配布」がいいと思います。それと経費が掛からないこともメリットですね。それに自分でその地域の情報も分かって、把握もできる・・となるとやはり、ご自身で配布した方がメリットはあると思います・・・

ですが・・

エステの店舗の業務が忙しいから・・となると、ポスティグ業者に任せた方がいいですね。

あと、業者に任せる、自分で配布する・・の基準として「配布枚数」があると思います。ですが、配布したての最初の頃は、作ったチラシ自体の効果がどれくらいあるのか未知数ですので、最初から業者に依頼して一万枚、二万枚・・とやるよりは、1000枚から自分で配布してみるといいと思います。

1000枚ともなると、さすがに自前のプリンターで印刷でしたら、プリンターが壊れてしまう可能性も・・・なので、印刷は印刷屋さんに頼みましょう。1000枚なら受けてくださいます。そして1000枚に1枚の反応があればOK!の世界ですから、もちろん、問い合わせがあった方がいいわけですが経費が掛からない分、チラシの反応をゆっくりみることもできます。ここで来なくたって次の1000枚で・・と思える。経費をかけると「元、取んないと!」と必死になってしまい、売込みに走り、帰って悪循環になりがちになるかもしれません。

要は費用との兼ね合いですね・・・。

反応があれば、その反応があった方に「このチラシのどこが問いあわせの決め手になりました?」と聞いてみて、そういうところを生かしながら、チラシの精度をあげていくことができます。

駅前配布  vs ポスティング どちらが効果があるか?

結論から言いますと、ポスティングの方が効果はありますし、メリットもあります。

駅前は慌ただしく人が通ります。受け取る側にしてみれば、配っているチラシの内容はもちろん、あなたの印象も薄くなります。それに同じ方にチラシが配布されるとは限りません。今日100枚配布して、明日も・・というときに「前日の100人とは違う方」に配布される可能性は十分考えられます。何人かはダブルかも知れませんが・・・。

チラシ配布で大切なのは「継続すること」です。同じ方に同じチラシを何度も見て頂くことによって、効力を発揮してきます。駅前配布よりは「ポスティング」の方が、同じ方に何度も渡せます。家に配布するわけですからね。

そしてお声がけを先ほど推奨しましたが、駅前では顔を見たりしながら配布すると思います。そのときに「これどうぞ!」」とか「これお願いします!」と声を掛けるんではないでしょうか?(これがないとうけとっていただけないから・・・)

でも、配布したことのある方でしたらわかると思いますが、最初ってこれ、緊張しません?

ぼくはアルバイトで、駅前で公団住宅の申し込みのハガキを配っていたことがあります。ぼくは今ではこういう仕事をしていますが、実は、昔は「人と会わない方が良いバイト」ということでファストフード店で夜間の清掃員をしていたことがあります。夜中、ひとりで黙々とやる仕事。当時は人に話しかけるなんてとんでもない!と思っていたくらいですから・・。

だから、ハガキ配りも最初は本当に緊張しました。どうしてこんなアルバイト、しちゃったんだろう・・って思ったくらいです。

最初は小さな声で「よろしくお願いします・・・」としか言えなかったのですが、笑顔で!とだけは思っていたせいか、みなさん、受け取ってくださって・・・。受け取ってくださると今度は楽しくなってきて、声も大きくなってきて・・・。そのお声がけも相まって、どんどん捌けるようになりました。

もし、あなたが駅前でチラシ配布したことがあって、お相手の顔を見ながらこれが言えるのなら・・

ポスティングのお声がけもきっとできます。インターフォンに向かって言えばいいのですから・・。ぼくはインターフォンですと相手の顔が見えないので、かえってこちらの方が一声掛けやすいです。留守でしたら仕方ないのでそのままいれてくるしかないのですが、チョット勇気だせばできます!駅前でくばれるのですから・・。

まとめますと・・・

・誰に配布するのか?を決めてその方に配布する。自分の現在のお客様のような方にお渡しするか、そのような存在が思い浮かばなければ、ご近所をまずは基準を設けないで配布する。

・同じ地域を継続して配布することにより、その地域の人たちの情報が入ってくるのと、こちらも顔を覚えていただける。そのときに「お声掛け」をするとその後のこちらへの印象が違ってくる。覚えてもくれやすい。

・ 予算、枚数にもよるが最初はすくなく1000枚くらいで1人の方を呼ぶつもりで。そして反応があったら、どこに反応したのか?を調べて、それは残しつつチラシを変えていく。

・「このサロンを始めたきっかけとは・・」「自分の仕事に対する思い」など・・・をチラシに載せてもいい。共感してくれる方が興味を持ってくれる。顔写真も載せられたら載せておいた方がおぼえていただきやすい。

・駅前よりポスティングのほうが効果はでやすい。理由は同じ方、同じ地域に配布できるからです。

 

以上、個人でサロンを経営している方のチラシの効果的な配り方のご紹介でした!

もちろん、チラシだけが新規の集客方法ではありませんが、自分のサロンのチラシを配布してみたい!という方には、ぜひ試してみていただきたいです!

 

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