半沢直樹で改めて思い返すことと、7月の出来事・・。

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

「売り込まないであなたのお店を7ヶ月待ちにする仮面ライダー好き営業コンサルタント」の 上神谷(カミカベヤ)裕治 です。

前回このブログを書いたのが7月初旬・・・早いモノで書かないウチにもう1ヶ月経ちました。長い長い梅雨もようやく終わり、当たり前ですが夏の暑さが容赦ないです。通常のことなのですけどね・・。

この7月、本業の塗装業では、業務に注力したおかげもあり、うれしい結果となりました・・。前年の7月は1件のお問い合わせでしたが、今年は7件 これは「過去最高の単月での問い合わせ件数」でもあります・・。700%です。

契約率は昨年は100%・・一人ですからそういう結果にもなりやすいのですが・・今年は7件中4件で57.1%ですが残りの3件もまだ結果がでていないので生きています。これからの進展次第です。

そして1~7月までの問い合わせ総件数ですが、昨年が15件に対して、今年は29件、ここも大幅にアップして前年比193%でした。売り上げにしても前年比103.6%・・・7月の長雨で単月は確かに落ち込んだものの、それ以前の段階で「貯金」がありましたので前年を越えることができました。

このコロナ禍というご時世の中・・・また塗装業者にとって「天敵」とも言える雨・・という圧倒的不利な状況ではありましたが、無事に売り上げをアップさせることに成功しました。

実は今年は「前年からの旧体制を改めて180度の方向転換」つまりいままでとは「真逆を向いた」体制で業務を行っていく・・ということの「はじめての年」でした。だから正直言えば「これでやっていけるのだろうか?」という不安と、それを拭うのに必死な自分と・・という出だしだったのです。確かにスタートダッシュは例年に比べれば「遙かに劣る」スタートでした。それでなおかつ3月・・4月・・と時間が経つにつれてコロナウィルスの足音が・・・。

ですが、他の業界では当たり前のように起こる「キャンセル」ということは何も起きず、業務を進行できました。中には「こんなご時世だから落ち着くまで・・」などと言い出し塗り替えを延期する・・ということも起こりえるとも思っていました。現にそうして延期、悪くした場合キャンセル・・という目にあった業者もあると風の噂に聞きました。

どうしてコロナ禍でもこのように前年割れもせずに済んだのか・・?その原因のキーワードは「ひたむきに行動する」につきると思います・・・。

「近道」をさがすより「ひたむきな行動」でおきる引き寄せ

「今年は体制を180度替えてやっていく!それには前々年より、そして前年よりもさらに売り上げをあげないといけない」というプレッシャーの中、今年が始まったわけですが不安に押しつぶされそうになりながらも「目の前にあることをひたむきに、信じて行動しつづけていく」ということをしていました。

時にはその不安に本当に押しつぶされそうになって・・そんなときはどう思って、どう行動するかというと

「誰か見積りしてくれる人・・いないかな・・?」と思ってみたり、願ってみたりするのです。そして「してくれそうな人」へアプローチするいわば「ピンポイントへの行動」となります。近道を探そうとします。

ですが、今年改めて感じたのは「それでは”心からあなたの商品を欲しい人”はこない」ということです。これは本当に忘れがちで、ピンチになればなるほどこういう考え方や口の利き方になってしまうのです。そうなるとますます「本当のお客さま」はやってこない・・。本当に忘れてしまいがちな考え方です・・。

そうではなくて「目の前にあることを一生懸命ひたむきにやる」ということが大事です。「だれかいないかなあ・・」などと考えている時間があったら、ピンポイントで対象にアタックして行く人を考えている時間があるなら、

「チラシを配布したり、NLを配布したり、小冊子を作ったり・・」という一見、短距離では数字には結びつかないようなことを、ひたむきに真面目にコツコツ行うのです。

「だれかいい人いないかなあ・・?」と思っているだけで、しかも、もしかしたら口に実際に出してしまった場合は、やっぱり「いい人」はこないのです。

例えばチラシをリニューアルし、原稿を「ラクスル」に渡し、原稿チェックしてもらい、今度は本申請・・・そしてようやく5000枚のチラシがやってくる。そしてそれを配布しに街に飛び出していく・・という一連の流れ・・これを淡々とこなすのです、ひたむきに。

小冊子を作るべく原稿をつくり、発注をし・・ご案内のDMをつくり・・ということをやっていく・・ひたむきにコツコツと。

数字が欲しいとどうしても近道をしたがります。より数字に近い方って誰かいないものか?そう考えがちになります。ですが、それを考えている時間があるならこういう「ちょっと数字にはすぐには結びつきづらい」という行動をとる・・。こういう行動をしているときは、そのことだけに集中できます。だから「近道のこと」なんて考えない。

そうすると不思議な引き寄せ・・というか、お問い合わせが向こうからやってくる・・いままで正直、引き寄せる・・というあまり根拠のない考え方は賛同できなかったのですが今回ばかりは「ああ、こういうのあるんだ!」と思わずにいられませんでした。

もちろん「リニューアルしたチラシ」をポスティングし、それが1900枚に1件の確率で問い合わせ・・という具体的な行動によって来たものも確かにあります。

ブログを更新していて・・・ニュースレターを配布しつづけて・・という事に起因する数字もありますが、大切なのは「ひたむきに行動する」「動き続ける」ということ。「コレをしていればよけいなことを考えずにすむ」という考えから出たことなのですが、動きを止めて「誰に行けば数字にちかい?」ということを考えているより、行動はできるし、引き寄せも起きる・・だから絶対に「行動する」ということは大切なのです。

できることをやる・・ということがシンプルだけれど、とても大切な考え方です。

仕事は人の為に!自分の為にしてませんか?

今、一生懸命みているドラマが「半沢直樹」なのですが、前作からずっと見ていて・・というか、あのTBSの日曜夜9時・・というとほぼ一生懸命見てしまうのですが・・・。

前回は前半戦の最終回ともいえるクライマックスでしたね。

ここで半沢直樹の台詞に「ああ、本当にそうだよな・・」と思わせる言葉があって、とても感動してしまって・・。

「仕事は客の為にするもんだ。延いては世の中の為にする・・」という言葉・・。

続けてこうも言っています・・。

「その大原則を忘れた時、人は自分の為だけに仕事をするようになる。

自分の為にした仕事は、内向きで、卑屈で
醜く歪んでく。

伊佐山や三笠や大和田みたいな連中が増えれば
当然 組織は腐ってく。
組織が腐れば、世の中も腐る。

森山、これからお前はいろんな相手と戦う事になるだろう。
だがな、最初の敵はいつも自分自身だ。

勝敗は時の運だが、決して自分の構えを崩すな。いつまでも鋭い太刀筋の森山でいてくれ。これは、俺の願いだ」

森山という後輩社員に「まるで遺言」のように伝えておこうとする半沢・・。このあと「因縁のある相手に会いに行く」のですが、もしこの相手が受け入れてくれなければ、半沢の思惑が失敗し彼は左遷人事で地方へ飛ばされる・・というギリギリのところ・・。

この「仕事ってそもそも人の為にすること」ということを、私も忘れてしまうことが正直あります。

さっきの話しではないけれど「目の前の数字だけ」追いかけるような仕事は「人の為の仕事」ではない。自分の為の仕事。さっきの私の話しでいえば「数字ばかりを追いかけているときには、ほぼ数字はやってこない・・。そうではなくて『人の為に、人の役に立つために○○ということをして行こう!してみよう!」となって、そのことを脇目も振らずに只ひたむきに行いつづければ、数字になってくるから本当に不思議な話しなんです。こういうところにもつながっていくんだな・・と改めておもいました。

数字があがらない・・と売り上げがあがらない。そうなるとつい「数字を追いかける行動」になります。

そういう行動、言動、態度・・これらはお客さまに伝わります。そしてそれはみにくくゆがんでいきます。だから数字にならない。お客さまがついてこないからです。そうではなくて「お客さまの役に立つ」という見方でいろいろことをしていく。

そしてそれはすぐには効果がでないかもしれませんが、やがてキチンと数字になって戻ってくるのです。

数字を追いかける・・というのは働くモノの常識ですが、それをお客さまに直接押しつけてはいけないです。一見地味ですが、即効性がないかもしれませんが、まずは「お客さまのために、手助けになるようなこと」をする・・そしてそれが積み上がってきたときに数字になっていく・・

思えば自分のために・・とやっているときって、確かにダメです。それは「数字をあげようとしているとき」です。自分だけのためにしているときです。そうではなく「お客様のお役にどう役にたっていくか・??」ということを考えて行動していっているときは、数字になっていきます。

それにはまず「あせらないこと」です。○○という方のお役にたつことってなんだろう・・と考えるところから始めないといけません。○○さんをどう数字に結びつけていくか?・・というのは「自分のためにしている仕事」です。それでは○○さんは数字に結びつきずらいのです。まずはお役に立つには?というところから考えていく・・そうすると○○さんは、コレも半沢のことばですが「感謝と恩返し」という気持ちになっていただけます。だから、数字になっていくのです。

ただの「勧善懲悪」のスカッとしたドラマ・・なだけではありません。このようにいつも気づきを与えてくれる半沢直樹という男の「仕事観」「生き様」に本当に見習うべきことがあります・・。

次回から「業績不振の航空会社の経営再建」という重責を担う半沢の物語・・となるわけですが、これを邪魔立てする人間が「政治家」と来てます。それも悪徳政治家となれば余計に最後の、ギリギリのところでひっくり返す半沢の活躍に期待してしまいますね!

そして政治家というのは「ひっくり返して、目に物見せてやれれば、これほどスカッとする人種」はないわけですから、きっとこの数回の放送も目が離せないでしょうね・・。

最後は政治家への不満みたいになってしまいましたが・・

ピンチになったときこそ「お客さまのための仕事。どうしたらお客さまの役に立つ仕事になるか?」を考えて実行していこうと改めて思いました。

「お客さまの為の仕事」という考えを「継続」することが大切

そしてピンチに・・つまり、すぐにでも数字が欲しい!という状況ですが、こうならないようにするには、お客さまのためになる仕事・・という考え、それに基づく実行を「継続」することです。いつもいつも「息を詰まらせるほどの緊張で・・」いうことは全然無くて良い。むしろそれだと継続はできません。継続していくには「気持ちもある程度軽く」していくことも重要です。

それが私でいえば「ニュースレターを送付しつづける」「ブログ(HP)を書き続ける」「小冊子を案内しつづける」「現場に資料請求の案内を起き続ける」・・そういうことを絶やさぬように続けていくことです。それらがこちらの知り得ないところで「誰かのお役に立っていく」のです。そうすると数字になって行きます。

自分勝手に数字にするために直撃おすすめ飛び込み・・ということではなく、どうしたらお役に立てるか?という視点、考え方・・・を持ち続けること・・ここも結局は継続ですよね。持ち続けることをやめればそこに「取り組みの谷間」ができます。何も考えないから何もしていない・・結局これが「あとからピンチを招く」ことになります。だから継続は重要なのです。

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